浦島太郎の随想

浦島太郎の随想 - 物理屋の妄想タイム

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竜宮城で貰った玉手箱をうっかり開けてしまった浦島太郎ですが・・・その後もしぶとく生き続けてネバーランドに流れ着き、
若い人々と物理学を楽しむ日々を送っています・・・

英国以外のヨーロッパ

回り道をした人々4

博識のH.B. 教授 H.B.教授とは、「タテの教育とヨコの教育」や「ある転職」に登場したスイスのB教授のことである。また「スイスの鉄道網」でも紹介した。彼もまた、回り道をした人々の一人であった。 彼は非常な紳士であった。客人に対する気配りは相当なも…

ある転職

教授人事の日 以前の「タテの教育とヨコの教育」の記事で、スイスの大学で知ったヨーロッパの大学人事の内情を紹介した。その後、実際にこの大学で素粒子論の教授が退任し、それに伴って、新任の教授の選考が行われた。 この日のコーヒータイムは、人々が選…

スイスの鉄道網

私は鉄道マニアではないが、スイスの鉄道は楽しい。のんびりとした雰囲気ながら、全体として利便性が非常に高く、精巧にシステムが組まれている。 グリーンの車両と簡素な駅 殆どが2両編成であり、見た目の印象としては、日本の地方都市の廃線寸前の路線に…

タテの教育とヨコの教育

アメリカ からの応募書類は、屑籠へ放り込め! スイスの大学に共同研究で滞在していた時のことである。私は昼食後のコーヒータイムに、人々に混じって会話を聞いていた。ゲストがいる時は、彼らは英語で会話してくれる。 話の途中で、私のホストであったB教…

回り道をした人々1

私と同年代の人であるが、ある高名な理論物理学者の御子息と、同じ高校であった。 その高校では、しばしば生徒同士の喧嘩があったが、野次馬とともに教師が駆け付けると、当事者の1人は必ずその御子息だったそうである。その時々で、相手は変わっていた。 …