浦島太郎の随想

物理屋の妄想タイム

~記事へのコメントは歓迎です~

ブログ再開のお知らせ

事情により長いことブログの執筆から遠ざかっていましたが、アクセス解析をみて、かなりの方々が、この間ずっと、古い記事を読んで下さっていたことを知りました。読者の皆様に感謝いたします。以前のペースには遠くなると思いますが、これからまた少しずつ…

諺を良く考えよう 16

諺を良く考えよう 16 「50歩100歩」 オトメ: 似てるようでいても、実は大きな差があるのよね・・・ タロー: ・・・昔からそういう解釈だったの?

老人の会話2

オトメ: おじーさん、出かけるときには必ずマスクしてくださいな タロー: おお、そうじゃったな マスクは・・・ オトメ: アベノマスクなら、テーブルの上に置いておきましたよ タロー: おおそうか、ではこれを着けて・・・準備完了じゃ。 オトメ: おや…

老人の会話1

朝食後に・・・ オトメ: おじーさん、お薬がまだのようですね。 タロー: そうなんじゃ、ばーさんや。今日は朝起きてすぐ飲んだからのう。 オトメ: そんなことだろうと思って、お水を用意しておきましたよ。 毎日忘れずに飲むんですよ、お水をこぼさないよ…

オトメの言葉4

コロナ対策 オトメ: 3密対策って、何のこと? タロー: ・・・密集 ・・・密接・・・密閉・・・だったかな。 これを避けていれば、殆ど感染を防げるということさ。 オトメ: 覚えにくいわね。私は「習近平対策」で行くわ。 タロー: 気持ちはわかるけど、…

諺を良く考えよう 15

諺を良く考えよう 15 「仏作って魂入れず」 オトメ: そんなの、最初から無理でしょ? タロー: オレの親戚の前で言うなよ・・・ 坊さんが多いんだから・・・ I am not a Tao Physicist, by the way . . .

ミニ言語学38

ミニ言語学38 英語 日本語 battle 場取り 注: 花見シーズンの話ですが・・・国会ではまだbattleが続いています

英国の食事9-リトル東京の英国人

「パリのアメリカ人」というガーシュウィンの名曲がある。 華の都にやって来た作曲者の印象を率直に描いたこの曲は、やや自虐的な要素を持つように思えるが、私は好きである。 今回は「東京の英国人」がテーマである。正確に言えば、東京の疑似体験をした英…

ビールこぼれ話1

先日の記事で、英国のホームメイドのビールやワインの話をしたが、これを書きながら、色々と思い出したことがあった。 テニスの後 大学院時代の話であるが、ある日曜日に私のテニス仲間が、テニスを始めたい人がいると言って、新顔をコートに連れてきた。物…

ビールこぼれ話2

話の途中で年が明けてしまった・・・ 前回に続き、再びテニスの後の話になるが、こちらは英国である。 Bear first, or Tea ? 前回も書いたように、テニスの後はビール、と日本では相場が決まっている(と私は信じる)。英国では? 渡英したばかりのころ、妻…

オトメの言葉3

日々精進 1に勉強 2に勉強 3,4が無くて 5に勉強 オトメ: 3と4が無いのは、どうしてなの? タロー: 勉強の他に大切なことは無い、ということかな オトメ: 休憩はしてもいい・・・のかと思ったのに・・・

英国の食事8-ビールとワイン

シリーズの途中で随分時間を空けてしまったが・・・ 「英国の食事7」に続き、英国の食品について、もう少し褒め足しておこう。と言っても、今回はアルコール飲料である。 酒類は食事そのものではないが、私にとって食事の一部である。 ビールの種類 英国人…

オトメの言葉2

散歩にて オトメ: あなた、大丈夫? タロー: ・・・うん? ・・・どうして? オトメ: 何だか、ぼんやりしてたみたいだから・・・長いこと ・・・何十年も

新シリーズ:オトメの言葉1

新天皇が御言葉を読み上げると、天皇・皇后は高見座と御帳台を降り、即位の間から退出して、即位の礼は終了した。 オトメ: あら、もう降りちゃったの? タロー: まあ、いつまでも、あそこに居るわけじゃないからね オトメ: 即位したら、ずっと居るのかと…

食文化の関西化2ー  担担麺とコーヒー

前回の記事で、私は弁当持参で仕事場に向かうと 書いたが・・・ コンビニ饅頭 オトメの体調がすぐれない日や、彼女が弁当を作る時間が無い日は、私は仕事場の近くで昼食を調達する。 先日はこのような日であったので、私はコンビニで簡単な昼食を購入した。 …

食文化の関西化1ー人口移動と外食産業

私は弁当を持参して仕事場に向かう。 仕事とは言っても、大学に勤めていた頃と大差のないことをやっている。退職してしまうと、これは社会的な位置づけとしては趣味の延長に過ぎず、収入に結び付けることが殆どできない。 話は弁当であるが、大学勤務時代の…

諺を良く考えよう 14

諺を良く考えよう 14 「〇〇は 死ななきゃ治らない」 オトメ: あ ~ なるほど ! タロー: ・・・ ? オトメ: 昔、流行ってた 「オメー、いっぺん、死んでみるか?」 っていうのは、そういう意味だったのね・・・ タロー フム・・・

諺を良く考えよう 13

諺を良く考えよう 13 「〇〇は 死ななきゃ治らない」 オトメ: 死んだら治るのかしら? タロー: 〇〇なことを考えるなよ・・・

英国の食事7-ティータイム

つまみ食い野郎どもに告ぐ! オレは面白くない!! オレは公的消費のためスナックを買っているのではない! ある日、ティールームに置かれた冷蔵庫を開けると、ボックスに書かれたこの文字が目に飛び込んできた。ティータイムに秘書さん達から、ミルクを持っ…

オトメの母の死

わたしの義母、つまりオトメの母が亡くなってから、10数年になる。 注射でb型肝炎を貰い受けた事に長いこと気付かず、それが元で腸に癌を発生した。それでも、ほぼ直前まで、元気に立ち働いていた。辛抱強い性格のため、周囲があまり気が付かなかったのか…

英国の食事6-夕食と金曜日の買い物

以前の記事で、G博士の弁当について紹介した。比較的に豪華ではあるが毎日、完全に同じ内容であると・・・ 曜日で決まっている英国人の夕食 G博士に限らず、英国人の朝食と昼食は、ほぼ毎日、同じである。そして夕食も、曜日ごとに決まっている家庭が多い。…

ミニ言語学37

ミニ言語学37 英語 中国語 queue 級 注: 級数の級です(級数=無限に続く数の列)

英国の食事5-歯医者

歯医者の話題は食事と直接の関係が無いが、関連性はあるので、ここに書いておこう。 とくに前回書いたように、食後に2種類のスイーツを食べる英国では関連性が強い。 子供の頃からそんな生活をしているので、英国民の歯はボロボロである。 難破船の語るもの …

英国の食事4-スイーツ

第3話から続く 1.砂糖を栽培し、輸出している 2.国民一人当たりの砂糖の消費量が、世界1である 3.恐らく世界一、虫歯の多い国民である(と自ら認めている) 熱帯の国の話ではない。何処あろう、英国である。 寒冷な気候では、砂糖きびの栽培は難しい…

ミニ言語学36

ミニ言語学36 英語 日本語 owe 負う これは、良く知られているのかもしれませんが これほど、発音も意味も完全に一致するケースは珍しいです 良く耳にする使用例は、「How much do I owe you?」等ですが 「kill = 切る」程度の例なのか、それとも・・・

英国の食事3-昼食

前回の記事で、大学キャンパス内での昼食の様子を少し紹介したが、英国での昼食は基本的にキャンパス内に限られていた。ヨーロッパでは一般に、学外での昼食の選択肢は乏しい。とくに英国では皆無と言えた。 日本の大学でも学内に食堂があり、学生も教官もこ…

諺を良く考えよう 12

諺を良く考えよう 12 「君子は 和して同ぜず 小人は 同じて和せず」 策士は 同じて 和する 物理屋は 同ぜず・・・ 和せず ・すぐ賛成する人には、注意しましょう ・すぐ馴れ馴れしくする人にも、注意しましょう ・多くの物理屋は、 同調圧力をかけなければ…

英国の食事2-キャンパスにて

前回から続く 以前、別の記事に登場したM教授であるが、彼と2人だけで昼食に出かけることがしばしばあった。 大学の運営に関する会議や行事に他のスタッフが揃って出席していると、それに関わらない私のような研究員や、彼のようなゲストだけが残る。 秘書…

英国の食事1-朝食

前回に続く コンチネンタル vs イングリッシュ 良く知られていることであるが、海外のホテルの案内で「コンチネンタル・ブレックファースト」とあれば、出てくるものは固いパンと飲み物(紅茶、コーヒーまたはミルク)と相場が決まっている。バターとジャム…

英国の食事-序章

ヨーロッパ大陸の人々が、英国人の食事をボロクソに貶(けな)していることについて、以前の記事で紹介したことがある。 とくに、英語特有の発音との関係など・・・ 冠詞の the を始めとして、they やその格変化、this, that, these, those, there, through,…