浦島太郎の随想

物理屋の妄想タイム

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2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2018年6月26日

ひと口笑い話: 本当の理由2 サッカーの試合を見ながら、妻が「PK」を「PKO」と言った。 「PKを」と言ったと主張しているが、最近このようなことが増えている・・・

英国の鳥(4)

前回は、キャンパスの池に住むアヒルの行動について書いた。ゲストハウスの住人が餌付けを始めたため、毎朝、湖水からアヒルが行儀良く、列を成してやって来た、という話であるが・・・ カモメのホバリング アヒルだけではなかった。 間もなく、湖水からは、…

2018年6月23日

ひと口笑い話: 本当の理由1 サッカーの試合を見ながら、妻が「メッシ」を「サッシ」と呼んだ。 「メ」と「サ」の言い違えと主張しているが・・・ メッシ → メッシュ → 網の目 → 網戸 → サッシ これだ!

2018年6月21日

ひと口笑い話: ミニ言語学22 英語 日本語(古文) come 来む 責任は持ちませんが・・・

英国の鳥(3)

湖水のゲストハウス カメ吉が生まれ、オトメと2人して私に合流してからは、私は下宿暮らしを卒業し、大学のゲストハウスに住めることになった。 この大学は、恵まれた環境にあった。敷地に隣接していた小さいゴルフコースを、政府が買い取ってキャンパスを…

回り道をした人々5(後編)

(中編から続く) ・・・しかし、このような私の指導は、どうも裏目に出た可能性がある・・・ 研究室訪問 A君がアカデミックな研究職の希望を持っていることを、私は感じていた。しかし彼の年齢は、その道を選ぶには微妙であった。 博士号を取得するには問…

回り道をした人々5(中編)

(前編から続く) 彼に叱責を与えたのは、この一度だけであるが・・・ 反逆者の顔 指導を進めるうちに、A君の反逆的な気質は徐々に姿を現すようになった。そして彼は時々、私の指導に逆らった。 実は、ワークステーションの立ち上げの時が最初ではなかった…

回り道をした人々5(前編)

ロンリー・ウルフ A君は、私が学部から修士課程の修了まで指導した学生である。その後、メジャーな大学の博士課程に進み、博士号を取得した。 A君は私の担当科目をすべて履修したが、彼のレポートを添削したことは、ほとんどない。あるとすれば、情報量を…

英国の鳥(2)

前回の記事で、英国では人々が鳥を大切にするため、鳥が人を怖れない、ということを書いた。英国の鳥はその他の点でも、行動様式がかなり変っている。 鳥の交通事故 動物が交通事故の犠牲になることは、どこの国でもある。 日本では猫が犠牲になることが多い…

英国の鳥(1)

人間を怖れない鳥 英国を初めて訪れた日本人が必ず驚くことの一つは、鳥が、人を殆ど怖れないことである。日本人の集まりに新顔が加わると、一度はこの話になる。 日本の鳥がすぐ逃げるのは、人がやたらに鳥を追い廻して、警戒心を抱かせてしまったのだ、と…

2018年6月5日

・ひと口笑い話: ミニ言語学21 英語 中国語 do 動 注: 可能性大です

英国の虫

計算する時 最初から脱線した話で恐縮だが、物理屋は計算をするとき、多くの記号を使用する。 a,b,c・・・i,j,k・・・x,y,z というアルファベットである。 アルファベットの前半は定数、後半は変数と、用途が習慣的に決まっている。途中の i からnまでの6…

回り道をした人々4

博識のH.B. 教授 H.B.教授とは、「タテの教育とヨコの教育」や「ある転職」に登場したスイスのB教授のことである。また「スイスの鉄道網」でも紹介した。彼もまた、回り道をした人々の一人であった。 彼は非常な紳士であった。客人に対する気配りは相当なも…