浦島太郎の随想

物理屋の妄想タイム

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2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2018年5月29日

ひと口笑い話: 諺を良く考えよう7 「人のふり見て我がふり直せ」 〇 解釈1:人の悪いところを見て、自分の悪いところを直しましょう ◎ 解釈2:人の良いところを見て、見倣いましょう 注: 笑い、ときどき真面目

回り道をした人々3

第2回に書いたN君のように、社会人の間に資金を貯め、なおかつ、在学中もアルバイトをしながら卒業して行った学生が、他にも何人か記憶に残る。 夕刻のやや遅い時間であった。私と妻は、家から少し遠いところに、まだ営業しているスーパーを探し、翌日のた…

回り道をした人々2

若い人々は、かつてのように、人生を急がなくなったのかもしれない。 大学へ入学する人々の年齢が、昔に比べると高くなってきた。 高校を卒業し、社会人を何年か経験してから入学する者、他大学から進路変更して転入してくる者、高校を中退し、大検を経て入…

2018年5月22日

ひと口笑い話: ミニ言語学19 英語 日本語 joke 冗句 注: 単なるジョークです。言語学ではありません。

ある転職

教授人事の日 以前の「タテの教育とヨコの教育」の記事で、スイスの大学で知ったヨーロッパの大学人事の内情を紹介した。その後、実際にこの大学で素粒子論の教授が退任し、それに伴って、新任の教授の選考が行われた。 この日のコーヒータイムは、人々が選…

2018年5月18日

ひと口笑い話: ミニ言語学18 英語 日本語 bin 瓶 (びん) 注: カンがあればビンもあるでしょう・・・

スイスの鉄道網

私は鉄道マニアではないが、スイスの鉄道は楽しい。のんびりとした雰囲気ながら、全体として利便性が非常に高く、精巧にシステムが組まれている。 グリーンの車両と簡素な駅 殆どが2両編成であり、見た目の印象としては、日本の地方都市の廃線寸前の路線に…

2018年5月14日

ひと口笑い話: ミニ言語学17 英語 中国語 日本語 can 函 缶、罐 注: 正しいはずです

郵便局にて

日本から海外へ送金するのは気が重い。いずれの金融機関も担当者が不慣れで、時間がかかり、ミスも多い。 それにしても、私が最近経験したトラブルは、異次元であった。 その日、私はイタリアのある団体に送金する必要があった。私は郵便局から送金すること…

タテの教育とヨコの教育

アメリカ からの応募書類は、屑籠へ放り込め! スイスの大学に共同研究で滞在していた時のことである。私は昼食後のコーヒータイムに、人々に混じって会話を聞いていた。ゲストがいる時は、彼らは英語で会話してくれる。 話の途中で、私のホストであったB教…

学位の互換性と国際的信用

ヨーロッパのディプロマ制度 日本では良く「ドイツの大学は非常に厳しく、卒業できるのは入学者の1/3程度である」と紹介されてきた。しかし、ドイツが特に厳しいということはない。 ヨーロッパのほとんどの国は、単位の取得認定と、(日本の卒業研究にあたる…

2018年5月8日

ひと口笑い話: ミニ言語学16 独語 日本語 Name (ナーメ) 名前 注: 江戸っ子の発音をして下さい(「オメエのナメエは?」てな具合に・・・)

回り道をした人々1

私と同年代の人であるが、ある高名な理論物理学者の御子息と、同じ高校であった。 その高校では、しばしば生徒同士の喧嘩があったが、野次馬とともに教師が駆け付けると、当事者の1人は必ずその御子息だったそうである。その時々で、相手は変わっていた。 …

2018年5月4日

ひと口笑い話: ミニ言語学15 英語 中国語(日本語?) road 路地 注: 京都では「ろおぢ」と発音するそうです

2018年5月3日

ひと口笑い話: ミニ言語学14 英語 中国語 he 彼 注: 日本の音読みが昔の発音に近い?

「常識」という名の同調圧力

パーティの話題 英国滞在中に、C教授の主催するパーティに何度か招かれた。C教授は私のボスではないが、私とは非常に懇意であった。 その席で、ハンガリー語とフィランド語が良く似ているらしい、ということが話題になったことがある。両国は距離的に離れて…